第6回「もし生まれかわるなら…」開催報告(高学年チーム)
第6回 こてつ 開催記録
日時:2017年10月15日(日)9:30~11:00
テーマ:「もし生まれかわるなら、男の子?女の子? それとも…?」
参加人数:9名
ファシリテーター:池田、塚本、片山
記録者:池田
参加人数:9名
ファシリテーター:池田、塚本、片山
記録者:池田
※記録用に対話の一部を編集して作成しています
今回のテーマは「もし生まれかわるなら、男の子?女の子? それとも…?」でした。
みなさんはどちらですか?、果して、 このテーマでどんなギモンが生まれるのか?
どんなモヤモヤが持って帰るのか、 そんなことを考えながら対話が始まりました。
みなさんはどちらですか?、果して、
どんなモヤモヤが持って帰るのか、
■オトコ派?オンナ派?
ストレートに聞いてみました。
ストレートに聞いてみました。
「生まれ変わるならオトコ?オンナ? 」
色々な答えが返ってきました。
「記憶が残るなら女子!今、男だから。」
「オトコ、今女子やってるから。」
「男、楽だから」
「男です。今の生活に不便を感じていないから。」
「男、化粧をしなくていいから。」
出てきました化粧、対話を進めていきます。
色々な答えが返ってきました。
「記憶が残るなら女子!今、男だから。」
「オトコ、今女子やってるから。」
「男、楽だから」
「男です。今の生活に不便を感じていないから。」
「男、化粧をしなくていいから。」
出てきました化粧、対話を進めていきます。
「ショッピングとか時間がかからないから男、 女の人は服とか気をつけるから。」
「欲しいものがないときに長くお店をみるのがイヤ。 買う必要がないものを買ってお金をなくす。」
「欲しいものがないときに長くお店をみるのがイヤ。
本音が出てきました。
男の子達は、 女の人は化粧や買い物が大変であると思っているようです。
男の子達は、
ここで問いを入れてみます。「男は大変だってことない?」
「机運び」、「運動会の時のサッカーゴール運び」、「 女子から男は力仕事をやれって言われた。」
「机運び」、「運動会の時のサッカーゴール運び」、「
次は女子編です。
「女子はきれい好きだから細かい事をやれって言われた。」
「女子はきれい好きだから細かい事をやれって言われた。」
「家庭科の針に糸を通す。」
「絵を描く。」
この「絵を描く」をきっかけに少し対話の軸が変わりました。
「絵を描く。」
この「絵を描く」をきっかけに少し対話の軸が変わりました。
絵を描くことは本当に女子の方が得意なのか? 男子の方が力が強いのか?
これらについては、 やはりそうとは限らないという話になって行きました。
そして対話は「男子と女子の対立」へと進んで行きました。
これらについては、
そして対話は「男子と女子の対立」へと進んで行きました。
■男子と女子は仲が悪いのか?
「力も女子が強い。」
「力も女子が強い。」
この発言から対立のお話が始まりました。
「女子の方がクラスでは強い、権力を持っている。」
「女子の方がクラスでは強い、権力を持っている。」
ここで言う権力とは「先生に好かれている」でした。
この好かれているは「女子の方がしっかりしていて頭がいい」 ということです。
これらは男子の発言です。
この好かれているは「女子の方がしっかりしていて頭がいい」
これらは男子の発言です。
「男の人は女の人に優しくって言われる。」
なるほど、 そういったことは言われますね。
「女子は弱いという印象がついているから、男子の方が怒られる。 」
「女子は、女子で固まっているから、 何かあった時は男子が怒られる。」
今も昔も変わらない構図ですね。ここで聞いてみました。
「女子は弱いという印象がついているから、男子の方が怒られる。
「女子は、女子で固まっているから、
今も昔も変わらない構図ですね。ここで聞いてみました。
「仲が悪いの?」
「”みんな仲良くする”が目標、 一緒に遊んでいるし必ずしも仲が悪いわけではない。」
「意見が対立しているだけで仲が悪い訳ではない。」
「対立する例としてはドッチボール・・・・」、 ここから次の対話へと移っていきます。
「”みんな仲良くする”が目標、
「意見が対立しているだけで仲が悪い訳ではない。」
「対立する例としてはドッチボール・・・・」、
■ドッヂボールのお話
「対立する例としてドッヂボール、最後に仲が悪くなる。」
仲が悪くなる理由は「かすった、かすってない」です。
「対立する例としてドッヂボール、最後に仲が悪くなる。」
仲が悪くなる理由は「かすった、かすってない」です。
では、 なぜ、かすった、かすってないで仲が悪くなるのか?
詳しく教えてもらいました。
「もめた時に、じゃんけんで決めるのが男子、 話しあいで決めるのが女子。」
男子と女子で(ジャッジ) のやり方が違う。ここについては、 みんなが納得しているようです。
特に異論もなし。
特に異論もなし。
そもそも、 一緒にドッヂボールをしているだけで仲が良いと思うのです。
ボクが小学校の時には見かけなかった光景です。 育った場所が違うからでしょうか。
ボクが小学校の時には見かけなかった光景です。
アソビが男の子と女の子で違っていましたし。
今も違うのでしょうが、 ドッヂボールはみんなが大好きなアソビのようです。
ここで問いが入りました。「ドッヂボールをやるだけに限定して生まれ変わるなら、男の子? 女の子?どっち?」
「男子を女子の言いなりにできるから女子(大笑い)、 当たった当たってないという時に当たっていないことにできる。」
「話しあいの方が確実だから女子」、 どうもジャッジのやり方にポイントがあるようです。
「(ドッヂボールをやる)時間が決まっているから、長く(ドッヂボールを)やりたい。
「話しあいの方が確実だから女子」、
「(ドッヂボールをやる)時間が決まっているから、長く(ドッヂボールを)やりたい。
なるほど、効率的ですね。
「そもそも、 かすってケンカになるのはルールを決めていないから。
「そもそも、
「話し合いは最終的には多数決になる。最後にはそれについて( 多数派に対して)言い合いが始まる。 だから話し合いが永遠に終わらない。 言い合いになるならジャンケンがいい。」
「多数決だと少数派がすねるから、 みんなで合意を取ったほうがいい。」
「自分の目で見て、自分の気持ちで判断することが大事だと思う。 」
「 男子と女子がバラバラのチームに別れている場合は、男子と女子では なくてチーム同士でケンカになる。そうなる前に、 多数決をとる合意をとっておけば、みんなが納得できる。」
「 ボクはクラスではジャンケンの方がいいと思う人が多いのでジャン ケン、ボクの意見では話し合いの方がいい。」
「ジャンケンの方がいい。話し合いだとわめいてうるさい。」
テーマとは違う軸ですが、 非常に興味深い対話になってきたと思います。
「多数決だと少数派がすねるから、
「自分の目で見て、自分の気持ちで判断することが大事だと思う。
「
「
「ジャンケンの方がいい。話し合いだとわめいてうるさい。」
テーマとは違う軸ですが、
ここで問いが入ります「男子だからジャンケン? 女子だから話し合い?」
「個性じゃないかな」
「個性じゃないかな」
「女子は冷静だから? ジャンケンが弱いやつを助けたいからかな。」
「男はスイッチが入ると駄目だからね。」非常に良く分かります( 笑)。
「女子は公平だと思うからかな。」
「意見が対立することは仕方ない。」
「女子でもジャンケンを選ぶ子いるよ。強気な子が多いかな。」
対話が続いていきます。ですがここでタイムアップ。
「男はスイッチが入ると駄目だからね。」非常に良く分かります(
「女子は公平だと思うからかな。」
「意見が対立することは仕方ない。」
「女子でもジャンケンを選ぶ子いるよ。強気な子が多いかな。」
対話が続いていきます。ですがここでタイムアップ。
やはり大人の思惑通りには対話はすすまないな(笑)、 そんな事を考えながら、打ち上げで乾杯をしてました。
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